司法書士:本上本記事は、お客様のお話しを元に弊社が作成したものであり、お客様の許可を得て公開しております。
自己紹介:本上崇(ほんじょう たかし)
こんにちは!がもう相続相談センターの代表司法書士、本上 崇です。
元笑い芸人という異色の経歴を活かして、堅苦しいイメージのある相続相談をリラックスした雰囲気でお手伝いしています。
当センターでは「何回でも無料相談」を実施し、皆さまの相続に関するお悩みを一緒に解決する体制を整えています。どうぞお気軽にご相談ください!
『元気なうちに渡しておきたい』父が言い出した自宅の名義変更、兄とも話してから進められました
相談者:N様(40代・女性/大阪市)
父は八十代ですが、まだまだ元気なつもりでいました
父は八十代で、大阪市内の一戸建てに一人で住んでいます。
母は数年前に亡くなり、それからは父が一人でこの家を守ってきました。
私は四十代で、車で二十分ほどのところに家庭を持っています。
兄は仕事の都合で他府県に住んでいて、帰ってくるのは年に一、二度です。
父は畑仕事が趣味で、夏は朝から外に出ているような人でした。
収穫した野菜を持って、私の家まで来ることもありました。
この家に父がずっと住み続けるものだと、私は当たり前のように思っていました。
相続や名義の話を家族でしたことは、一度もありませんでした。
「元気なうちは、そんな話はいらん。」
父はそういう人だと、私は思っていました。
猛暑で運ばれて入院したことが、父を変えました
その年の夏は、とにかく暑い日が続きました。
八月の初め、父が畑で気分が悪くなり、救急車で運ばれました。
熱中症と診断され、一週間ほど入院しました。
幸い大きなことにはならず、退院してからはまた畑に出るようになりました。
けれど、入院しているあいだの父は少し違いました。
「もう年やからな。」
普段はそんなことを言わない人でした。
「あの家のこと、ちゃんとしておかんとな。」
ベッドの上で、父がそう言ったのです。
私は返す言葉が見つかりませんでした。
「この家はお前に渡しておきたい」と言われ、戸惑いました
退院して落ち着いたころ、父から改めて話がありました。
家は私に渡しておきたい、というのです。
兄は他府県に自分の家を建てていて、こちらに戻る予定はありません。
近くに住んで様子を見に来ているのは私だから、というのが父の言い分でした。
私には子どもが二人いて、暮らしている家も別にあります。
家をもらうということが何を意味するのか、そのときは想像がつきませんでした。
ありがたい気持ちと、重たい気持ちが同時に来ました。
「兄さんはどう思うだろう。」
それがいちばん気にかかりました。
父は「わしが決めることや」と言いましたが、私はそう単純には考えられませんでした。
兄に黙って進めることが、どうしてもできませんでした
父の気持ちを聞いたあと、私はしばらく動けませんでした。
名義を変えるには何が必要なのかも分かりません。
調べてみると、生前に渡す方法もあれば、遺言書で残す方法もあると出てきます。
どちらがよいのかを、私が決めていいのだろうか。
父に言われたとおりに進めて、あとで兄に「知らなかった」と言われるのが怖かったのです。
兄とは仲が悪いわけではありませんが、お金や家のことを話したことは今までありませんでした。
その話を私のほうから持ち出すのも、気が引けました。
家族のことでもめたくない、という気持ちだけははっきりしていました。
だからこそ、誰かに間に入って整理してもらいたいと思いました。
インターネットで探して、無料相談に行ってみました
地元で相続の相談ができるところを、インターネットで探しました。
いくつか見た中で、何回でも無料で相談できると書いてあったのが、がもう相続相談センターでした。
実際に相談した方の声が載っていたことも、決め手になりました。
電話をすると、その日のうちに面談の予約が取れました。
最初は私一人で行き、事情を全部話しました。
司法書士の方は、父の希望を叶える方法として、生前贈与という形で今のうちに名義を移す方法と、遺言書で残す方法の両方を、紙に書いて並べてくださいました。
どちらがよいと押しつけられることはなく、それぞれの向き不向きを説明していただきました。
「まずはお父様のお気持ちを、ご本人から伺わせてください。」
そう言われて、次は父と一緒に伺うことにしました。
父にも兄にも納得してもらってから、手続きに入りました
二回目の面談には、父と二人で行きました。
司法書士の方は、父に向かってゆっくりと、同じ説明を繰り返してくださいました。
父の耳が遠いことに気づくと、声の大きさも変えてくださいました。
がもう相続相談センターでは一度に決めなくてよいと言っていただき、面談は日を分けて三回になりました。
父は「わしの話をちゃんと聞いてくれる」と言って、二回目からは自分から行くと言い出しました。
その間に私は兄に電話をして、父の希望と、相談していることを全部話しました。
兄は「親父がそう決めたなら、それでええよ」と言ってくれました。
税金のことは司法書士の方の範囲ではないとのことで、提携されている税理士の方をご紹介いただき、そちらで確認しました。
そこまでそろえてから、ようやく手続きに入りました。
贈与契約書から法務局への登記申請まで、任せることができました
お願いしたのは、生前贈与による自宅の名義変更でした。
がもう相続相談センターには、登記事項証明書や固定資産評価証明書の取得から始めていただきました。
父の意思がはっきり分かる形の贈与契約書を作っていただき、父と私で署名しました。
必要な書類は、父が用意するものと私が用意するものに分けて示していただきました。
そのうえで、法務局へ贈与による所有権移転の登記を申請していただきました。
私が法務局に出向くことは、一度もありませんでした。
手続きが終わり、私の名前になった登記事項証明書を父に見せたとき、父は一言だけ「これで安心や」と言いました。
家のことを決めたというより、父が自分で区切りをつけられたのだと思います。
順番を踏んで進めたので、兄との間にも何も残りませんでした。
あの夏に父が言い出してくれたことが、今になってありがたく思えます。



いかがでしたか?
N様は、お父様が入院をきっかけに「元気なうちに家のことを決めておきたい」とお話しになったものの、遠方にお住まいのお兄様のお気持ちも気がかりで、どう進めればよいか迷われた状態でご相談に来られました。当センターでは、生前に名義を移す方法と遺言書で残す方法の違いをご説明したうえで、まずはお父様ご本人のお気持ちを伺うことを優先し、面談を日を分けて重ねています。ご家族の中で話が整ったあとに、贈与契約書の作成と、法務局への贈与による所有権移転登記の申請までをお手伝いさせていただきました。税金に関するご確認は、提携している税理士におつなぎしています。後日N様からは、「順番を踏んで進められたので、家族の誰にも引っかかりが残りませんでした。」というお言葉をいただいております。
がもう相続相談センターでは、こうした生前贈与のお手続きをお手伝いし、お客様が安心して未来を見据えられるサポートを行っています。
また、当センターの強みとして「何回でも、何時間でも無料相談」をご提供しており、
じっくりとご自身やご家族のお悩みに向き合っていただけます。
相続に関するご不安や疑問点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。専門家チームと連携しながら、最適な方法をご提案させていただきます。

