本記事は、お客様の実際の事例を元に
遺言書作成の重要性をご紹介いたします。
下記体験談は、お客様の許可を得て公開しております
自己紹介:本上崇(ほんじょう たかし)
こんにちは!がもう相続相談センターの代表司法書士、本上 崇です。
元笑い芸人という異色の経歴を活かして、堅苦しいイメージのある相続相談をリラックスした雰囲気でお手伝いしています。
当センターでは「何回でも無料相談」を実施し、皆さまの相続に関するお悩みを一緒に解決する体制を整えています。どうぞお気軽にご相談ください!
導入:家族関係について
私の父は高齢で、数年前から体調がすぐれない日が増えました。
そのため、私は次男として実家に住み、父の介護を担うようになりました。
母もまだ元気ではありましたが、やはり年齢には勝てず、私がそばでサポートを続けていました。
一方、兄である長男は遠方に住んでおり、仕事の都合でほとんど帰省することがなく、実家の介護には関与していませんでした。
妹(末っ子)は実家に協力的で、遠方に住みながらも折に触れて私と母を気にかけてくれる存在でした。
相続の話題と兄弟間の葛藤
正月やお盆で家族が集まるたびに、母はしきりに「この先のこともそろそろ考えなくちゃね」と相続の話を持ち出すようになりました。
特に実家の不動産が誰に渡るかが問題で、私が父の介護をしているため、母も妹も私が相続するのが当然と考えていました。
しかし、長男はその意見に強く反対し、
「長男である自分が実家を相続するべきだ」と主張を譲りませんでした。
会うたびにこの話題で険悪なムードが漂い、母も「父が亡くなった後、家族がバラバラになってしまうのでは」と不安を募らせていました。
相続相談センターでの相談
このままではいけないと感じた私と妹は、母を連れて相続相談センターに相談に行くことにしました。
担当してくださった司法書士の先生は、まず遺言書の作成について勧めてくださいました。
遺言書があれば、父の希望を明確に残せるだけでなく、法律的な効力があるため、兄弟間で揉めるリスクを減らせると説明されたのです。
この話を聞き、私たちは父にも相談を持ちかけました。
父はもともと私に実家を相続させたいと思っていたようですが、遠慮があったのか、自分からは言い出せなかったようです。
父も「それがみんなのためになるなら」と納得し、私たち家族は再度司法書士の先生と話し合い、正式に遺言書を作成しました。
遺言書に込められた父の配慮
遺言書には、父の希望通り「実家の不動産は次男である私が相続する」という内容が記されました。
さらに、父は長男とのトラブルを避けるため、「残りの現金は長男と妹が公平に分ける」とも指定してくれました。
父なりに長男の気持ちも配慮し、現金を分け合うことで不動産相続に対する不満を和らげようと考えたのでしょう。
遺言書のおかげでスムーズに
翌年、父が亡くなり相続が正式に始まりましたが、事前に遺言書で相続内容が明示されていたため、手続きは驚くほどスムーズに進みました。
もちろん長男は最初、不動産相続に対して不満があったようでしたが、父が現金を兄妹で分け合うように配慮してくれていたこともあり、「この形で納得するしかない」と納得してくれたのです。
また、私たちは遺言執行者として、相談に乗ってくださった司法書士の先生を任命していました。
そのため、私たちの家庭の事情も理解してくれており、遺産分割の手続きもスムーズに行ってもらえました。
こうして、大きな争いもなく、私たち兄妹は無事に相続を完了することができたのです。
その後も感謝を忘れずに
母や妹と顔を合わせるたびに、
「あの時に相続の相談をしておいて本当によかった」と話しています。
もしあの時、遺言書を作成していなければ、父の逝去後、家族がバラバラになるような大きなトラブルが起きていたかもしれません。
遺言書は、父の最後の大きな贈り物だったと感じています。
今回の経験を通じて、家族間での相続トラブルを避けるためにも、生前に専門家へ相談することの大切さを改めて実感しました。
このように、遺言書があったことで我が家の相続はスムーズに進み、争いごとも未然に防ぐことができました。
遺言書の作成は、単に「書類を作る」という作業ではなく、家族が安心して次のステージへ進むための大切な「心の準備」とも言えます。
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いかがでしたか?
お客様の体験談から、生前対策の大切さがご理解いただけたかと思います。
がもう相続相談センターでは、こうした大切な遺言書の作成をお手伝いし、お客様が安心して未来を見据えられるサポートを行っています。
また、当センターの強みとして「何回でも、何時間でも無料相談」をご提供しており、
じっくりとご自身やご家族のお悩みに向き合っていただけます。
相続に関するご不安や疑問点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。専門家チームと連携しながら、最適な方法をご提案させていただきます。